
今日から実践!体のプロが教える“一生呑める体”に必須の5つの方法
2024/12/13
田苑酒造の「OTOYOI」は、5本それぞれをワイン酵母や清酒酵母で仕込み、個性的な香りを楽しむ焼酎セット。以前の記事(「フルコース×グラスでマリアージュ!OTOYOIパーティーやってみました」)で、食事に合わせたところ、パーティーレシピとの見事なマリアージュが完成しました。今回は、料理研究家の松見早枝子さんに考案いただいたレシピを公開。ぜひ、自宅でOTOYOIパーティーを再現してみませんか?
OTOYOIパーティーでは、5種類の焼酎と料理を、グラスとペアリングして、マリアージュを楽しみました。焼酎と料理、グラスの組み合わせはこちらです。
〈材料〉6本分(3人分)
ライスペーパー 6枚
むきえび 12個
鶏ささみ 2本
紅しょうが 30g
サニーレタス 大3枚
アボカド 1/2個
パプリカ 1/2個
かいわれ 1/2パック
(カレー風味ソース)
マヨネーズ 大さじ2 / ライム果汁 小さじ1 / しょうゆ 小さじ1 / カレー粉、ラー油 各小さじ1 / 4
〈作り方〉
① 鶏ささみは酒少々を加えた熱湯に入れて蓋をし、火を止めて余熱で8分加熱する。粗熱が取れたら手で細かく裂き、軽く塩こしょうをふる。
② むきえびは酒少々を加えた熱湯で色が変わるまで1分ほどゆで、半割に切る。サニーレタスは洗って芯の硬い部分を除き、葉を食べやすい大きさにちぎる。アボカドはくし型6等分に切る。パプリカは薄くスライスする。かいわれは洗って根を切り落とす。
③ ぬるま湯にさっとつけたライスペーパーをまな板に広げ、ふやけて少しやわらかさが出てきたら、手前にサニーレタスを置き、鶏ささみ、紅しょうが、アボカド、パプリカ、かいわれの順にのせて向こう側に半分巻き、両端を中に折りこんでくるっと1回巻く。むきえびを4つずつ、切った面を上にして向こう側に並べ、さらに巻く。(写真参照) これを6本作る。
④ カレー風味ソースの材料を混ぜ合わせ、付けながらいただく。
〈材料〉4人分
豚肩ロース薄切り 8枚
黒米 大さじ5
ゆずこしょう 小さじ1/2
パルミジャーノ(※) 適量 ※または粉チーズ
塩、こしょう 各少々
小麦粉 適量
溶き卵 1個分
パン粉 適量
揚げ油 適量
〈作り方〉
① 黒米は一晩浸水させる。熱湯で20分ほどゆでてざるにあげ、水けを良くきったらゆずこしょうを加え混ぜる。
② 豚肩ロースは2枚ずつ真ん中を少し重ねるようにして4組並べ、塩こしょうをふったら茶こしなどで薄く小麦粉をまぶす。上に①をまんべんなく敷き、パルミジャーノを削ってかける。巻き終わりにする上部分にはのせないでおく。(写真参照)
③ ②を手前からくるくる巻き、巻き終わったら表面にも薄く小麦粉をまぶす。溶き卵、パン粉の順につけ、180℃に熱した揚げ油にそっと入れ、3分ほど揚げる。
④ 粗熱が取れたら4つに切り分け、お好みで芽ねぎやラデュッシュをあしらう。
〈材料〉4人分
季節の白身魚(真鯛など)の切り身 2切れ
あさり(※) 大きめ12個 ※ 3%の塩水に2時間ほど浸けて砂抜きする
ごぼう 10cm
にんじん 1/3本
(A)水 大さじ1×4/酒、オリーブオイル 各小さじ1×4
《トッピング》 ディル、あおさ 各適量
《付け合せ》 ガーリックバターを塗った厚さ1㎝のバゲット ×4枚
〈作り方〉
① ごぼうは皮をよく洗ってピーラーでささがきにし、5分ほど水にさらし、水けを良くきる。にんじんもピーラーでリボン状にスライスする。ココットに4等分して入れる。
② 切り身魚はそれぞれ半分に切って塩こしょうし、①のココットの上に1切れずつのせる。隙間にあさりを3個ずつのせ、それぞれ(A)を回しかけて(写真参照)蓋をするかアルミホイルをかぶせ、200℃に予熱したオーブンで15分ほど蒸焼きにする。
③ 蓋を開けてちぎったあおさを散らし、オーブントースターでカリカリに焼いたガーリックバターバゲットとディルを添える。
〈材料〉5×24㎝×高さ6㎝のパウンド型1台分
無塩バター 70g
きび砂糖 70g
溶き卵(全卵) 75g
(粉類)薄力粉60g/カカオパウダー 15g/ベーキングパウダー 2g
ビターチョコレート 50g
OTOYOIレーズン 60g(レーズン50gをOTOYOI適量で漬ける)
(飾り)さつまいもの素揚げ、ラズベリーパウダー、金箔など お好みで適量
〈準備〉レーズンを保存容器に入れ、OTOYOIをかぶるくらいに注いで3日以上漬けておく。(写真参照) 無塩バターはやわらかくなるまで室温に戻しておく。(粉類)はふるっておく。ビターチョコレートは粗めに刻むか砕く。型に合わせてオーブンペーパーを切り、敷いておく。
<作り方>
① ボウルにバターを入れてゴムベラで練り、きび砂糖を加えて白っぽくなるまでよく混ぜ合わせる。溶き卵を少しずつ加え、泡だて器でクリーム状になるまでよく混ぜ合わせる。
② (粉類)を加えて切るように混ぜ、粉っぽさが無くなったらビターチョコレートと水気をきったOTOYOIレーズンを加える。
③ 型に流し入れ、平らにならしたら、160℃に予熱したオーブンで35~40分ほど焼く。竹串を刺して生の生地が付いてこなければOK。型から外して網の上で冷ます。(冷めたらオーブンペーパーをはがす。)
冷めたらラップに包んでチャック付きのビニール袋などに入れ、涼しいところで保存します。すぐに食べられますが、3日後くらいが食べ頃です。
OTOYOIパーティーのレシピ考案をしていただいた松見さんには、それぞれの焼酎とのペアリングもご提案いただきました。そこで、焼酎と料理をパーティーとしてうまくコーディネートするコツも教わりました。
「パーティーでお酒を提供するときは、軽いタイプから重いタイプにしていくのがお決まりです。ワインだとスパークリングから始まって、白ワイン、赤ワイン、甘口ワインとなりますよね。焼酎もそれと同じように、ソーダ割、水割り、ロック、ストレートの順番がおすすめです」
確かに、いきなり重たいお酒を飲むと、お腹がびっくりしてしまいそうですし、その後に軽めのお酒を飲むと物足りなくなりそうです。焼酎の場合は、割り方で順番が設定できるので、わかりやすいですね。料理のコーディネートは、どのように考えたらいいですか?
「OTOYOIとグラスの組み合わせで飲んでみたときに、焼酎の香りや繊細さを楽しみたいと思いました。そのため、ガツンとした料理ではなくて、同じように繊細さのあるものにしたかったんです。とはいえ、焼酎なのである程度の濃さは必要です。そこで、ソースに複雑さを出したり、素材から出るダシや食感の楽しめる料理を考えました。料理と酒をペアリングするときは、香りが似たものを合わせたり、同じ素材を使っているものを合わせるとぴったりきます。例えば、バナナの香りのする焼酎とまろやかでエスニックなカレーソースを合わせたり、OTOYOIに漬けたレーズンをデザートにしたり。また、今回は参加者が女性だったので、見た目も華やかで食べやすいことにもこだわりました」
コツを聞くと、コーディネートも難しくなさそうです。まずは、今回のレシピを作ってみてから、焼酎とお料理のさまざまなペアリングに挑戦してみてください。
レシピ考案:松見早枝子
料理研究家、ビューティレシピスト/2003年ミス・インターナショナル日本代表を経て、料理研究家として活動。美と健康をテーマとしたビューティーレシピストとして幅広く活躍中。スクールの講師やペアリングアンバサダーを務めるなど、お酒と料理のフードペアリングも得意としている。
松見早枝子オフィシャルwebサイト
http://matsumisaeko.com
松見早枝子オフィシャルブログ
https://ameblo.jp/matsumisaeko/
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