
新潟出身の女子大生も味わう。お水やお米、食材そのものの質の表現者である焼酎の魅力とは
2016/04/15
お酒が好きな人であれば、必ず一度は経験した事があるであろう「二日酔い」。自宅で晩酌して、二日酔いになる人は少ないと思いますが、送別会や打ち上げなどの宴会で羽目を外してしまい、失敗してしまった方が大半でしょう。
そんな二日酔い対策として、「焼酎は二日酔いになりにくい」という説があります。今回は、なぜ焼酎が二日酔いになりにくいのかについて解説していきたいと思います。
まず、人間がどの様にして二日酔いになってしまうかについて紐解いていきます。
人によって個人差はありますが、平均的に大人の肝臓が処理できるアルコール量は、一時間に日本酒0.3合(54ml)ほどです。この、肝臓が処理できるアルコール量(アセトアルデヒドの代謝能力)を超えて摂取すると、肝臓の他に胃腸でも急速に吸収されるため、飲んでから30分ほどで血中アルコール濃度がピークに達します。
この、血中アルコール濃度が高いときに起こるものが「悪酔い」で、血中アルコール濃度が低くなった(もしくはほぼ消えた)翌朝になっても、まだ不快な状態が続くことを「二日酔い」といいます。
ちなみに、我々日本人も属するモンゴロイドは、アセトアルデヒドの代謝能力が低く、二日酔いになりやすい人種ともいえます。
では、どんなお酒が二日酔いになりにくいのでしょうか。お酒は、大きく分けて醸造酒と蒸留酒に分けられます。
醸造酒は複数のアルコール成分で構成されているため、それぞれのアルデヒドが発生し分解に時間がかかります。それに対し蒸留酒は、揮発するアルコールのみを摘出しているため、分解の対象が1つしかなく効率よく分解されます。
この醸造酒と蒸留酒におけるアルコール成分の違いこそが、「焼酎は二日酔いになりにくい」と言われる所以らしいです。
蒸留酒である焼酎は、99%以上が水とエチルアルコールでできており、1種類しかアルコールが存在しません。そのため、同じアルコール量の醸造酒と焼酎では、焼酎の方がより効率よく分解されるので、他のお酒と比較すると、二日酔いになりにくいと言えます。
だからといって、際限なしに焼酎を飲めば、当たり前ですが二日酔いになってしまいます。
焼酎好きの方の中には、お酒の上手な飲み方や、お酒との上手な付き合い方を知っている方も多く、”飲酒リテラシー”の高い方が多いのも事実です。そのため、「焼酎は二日酔いになりにくい」と言われるようになったという説もあります。
まずは空腹時に飲まないことがポイントです。
それでも時間がないときは、コンビニでも変えるドリンクです。
ドリンクには2種類あります。アルコールの分解を促進するものと、アセトアルデヒドの分解を促進するものです。
アルコールが弱い人は、ウコンのようなアセトアルデヒドを分解するためのドリンクを飲みましょう。
アセトアルデヒドを分解するために必要な酵素を活性化させる作用があるタンパク質を積極的に摂りましょう。また、体内のアルコール濃度が薄くなるために、水(チェイサー)を飲むことによって、時間をかけて飲んでいきましょう。
飲んだ後は、分解を促進させるか、分解しやすくするために薄めてしまうことがポイントです。
水や、ブドウ糖やしじみの味噌汁を摂ってみましょう。
いかがだったでしょうか。
確かに蒸留酒である焼酎は、アルデヒドの分解対象が1つなので、効率よく分解されるのは事実です。しかし、上司やクライアントとの接待など、お酒を飲むときの心理的ストレスも、酔いがまわりやすい要因の一つです。
二日酔い防止するための食べ物や飲み物を一緒に摂りつつ、周りのペースや雰囲気に惑わされることなく、自分のペースでお酒を楽しみ、自分の許容量を把握することこそ、一番の二日酔い対策と言えます。
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