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2017/08/17
糖質制限をしている方の中で、お酒NG!と我慢している方もいるのでは?とはいえ、ずっと飲み会を断り続けるのも辛いですよね。今回は、糖質制限中でも飲めるヘルシーな焼酎の飲み方をご紹介します!
最近はやりの糖質制限ダイエット。ごはんやパンなどの炭水化物や甘いものに含まれる「糖質」を最低限に抑え、良質なタンパク質と脂質を摂ることで健康的に痩せよう、というダイエットです。
糖質が多く含まれるお酒と聞いて思い浮かべるのは、ビールやワインでしょうか。とくにビール中ジョッキ1杯(約500ml)の中に含まれる糖質は約15gで、3杯以上飲むとごはん1杯とほぼ同じ量の糖質を摂ることになります。
普段1、2杯飲む程度なら問題ないかもしれませんが、糖質制限中は素直に、糖質を含まないお酒を飲んだ方がよさそうです。
ところで、糖質を含まないお酒はある同じ製法で作られているってご存知ですか?焼酎もその中のひとつですが、他にはウイスキー、ウォッカ、ジン、ラムなどがあります。
その製法とは「蒸留」です。焼酎をはじめとした蒸留酒と呼ばれるお酒は、原料を発酵させて作ったお酒のもとを、蒸留器という機械に通して蒸発させます。アルコールが水より先に気体になるので、初めの蒸発分だけを再び冷やして液体に戻すことで、水や不純物を取り除きます。その過程で糖質も削ぎ落とされて、アルコールの割合が高いお酒になるのです。
焼酎には、芋や米を使って単式蒸留器にかけた本格焼酎と、トウモロコシや麦などを使って連続式蒸留器にかけた甲類焼酎の2種類があります。焼酎は糖質のほか生活習慣病の原因になるプリン体も含みません。さらに本格焼酎は血栓を溶かし血液をさらさらにしてくれる効果があると言われているので、健康志向の人にぴったりのお酒です。
しかし、注意してほしいポイントがあります。それは焼酎の「割り方」と「飲む量、時間」です。多くの場合、本格焼酎は水割りやロックで、甲類焼酎はチューハイとしてジュースやお茶と混ぜて飲みます。
焼酎に糖類が含まれていなくとも、割りもので糖分を摂ってしまっては意味がないので、糖質制限中は甘いチューハイはやめて、水や無糖の炭酸、お茶で割るようにしましょう。
割りものをシンプルにすると、焼酎の味を感じやすくなります。そこで自ずと焼酎自体のうま味にこだわるようになってくると思います。甲類焼酎をウーロン茶や緑茶で割ってももちろんOKですが、味気ないと感じる場合は本格焼酎を選ぶのがおすすめです。
本格焼酎は原料が芋、米、麦などさまざまなので、色々な風味の変化を楽しむこともできますよ。また、変わり種のトマトやかぼちゃ、しそなどの焼酎もあるので、楽しみ方も広がります。
また、いくら太りにくいお酒と言っても、飲み過ぎ、深夜の飲酒は控えましょう。飲む時間、量が増えるほど肝臓に対する負担が大きくなります。また、お酒を飲んでいる間は、アルコールが優先して消費されるため、他のおつまみなどのカロリーが消費されず、順番待ちの状態になっています。おつまみを食べ過ぎるとそれだけ体に蓄えることになるので注意が必要です。
ローカロリーだからと油断せず、ほろ酔いくらいでとどめておきましょう。
まとめ
・糖質制限中は焼酎をはじめとした蒸留酒を飲む
・焼酎は原料が多様で風味のバラエティが豊富