
一流バーテンダー直伝! お洒落でおいしい「焼酎カクテル」レシピ5選
2016/07/11
焼酎ってなんとなく辛口で大人なイメージですよね。これから焼酎を飲み始めたいけど、種類がいっぱいあってわからない!という人も多いはず。そこで、焼酎の種類やおすすめの飲み方など、知っておくと飲み会がもっと楽しくなる基本知識をご紹介します。
焼酎とは、水と原料(芋、麦など)を発酵させて造った醸造酒(じょうぞうしゅ)を蒸留して造る蒸留酒と呼ばれるお酒。別名をスピリッツといい、ウイスキーやウォッカ、ラムなどアルコール度数の高いお酒です。
焼酎は、酒税法で2つに分類がされており、連続式蒸留焼酎(甲類)と単式蒸留焼酎(本格焼酎)に分かれます。連続式蒸留焼酎はアルコール36度未満の焼酎、単式蒸留焼酎はアルコール45度以下の焼酎と定義されています。
甲類焼酎は素材本来の香りが残りづらく安価なため、サワーやカクテルなどにして飲むことが多く、本格焼酎は麦や芋、米などの素材が引き出す、まろやかなうま味や素材の風味があり高価なので、そのままの味をロックや水割りなどで楽しむのがおすすめです。
本格焼酎には「米焼酎」「麦焼酎」というようにラベルに「冠表示(かんむりひょうじ)」という記載があります。
主原料が米である米焼酎は日本酒と同じように水と米だけでできたお酒です。淡麗な飲み口でフルーティな香りがするので、ロックやハーフロック(水少なめの水割り)にするとさらりと飲めます。
麦は香りのクセがないので焼酎初心者におすすめです。ストレートやロックで飲んでみたいという人は麦焼酎にすると飲みやすいかもしれません。
芋焼酎は香りが強いので好みが分かれますが、水やお湯で割っても甘い香りが損なわれずまろやかなのが特徴で、焼酎と言ったら芋焼酎!とハマる人も多いです。
麦焼酎とは、大麦を原材料として造られた焼酎です。ビールやウイスキーの素材にも使用される麦は、クセが少なくスッキリと飲みやすいと感じられる方が多く、焼酎初心者の方にはまず試してもらいたい種類です。
焼酎はやっぱり度数が強くて抵抗がある、という場合はカクテルから始めてみては?
とくに焼酎×ソーダ×柑橘系はポピュラーで相性がよく、焼酎とソーダを3:7になるように注ぎ、柑橘果汁を2分の1個分絞って入れるのが配分の目安です。
配分を変えてみるのも良いですし、モヒート風にライムとミントを入れてアレンジするのも女性に人気です。焼酎の味に慣れてきたら、ぜひおいしい水と氷で水割りにして焼酎そのものの味も感じてみてください。
田苑の米焼酎は減圧で蒸留しているためソフトでまろやかな飲み口。初心者にも飲みやすいようになっているので焼酎デビューにはぴったりです。
飲み物と料理の相性をペアリングやマリアージュなどと言ったりします。有名なのは、赤ワインにお肉ですね。味わいや香りがお互いを邪魔せず、引き立て合う料理を選ぶとよりお酒の席も楽しくなります。
柑橘と焼酎は相性抜群と言ったように、料理にもレモンを使うと相性がいいです。たとえば、焼いたチキンに塩を振ってレモンを搾るだけでも簡単で相性バッチリな一品に。
また、米焼酎には、梅干しや焼き魚などご飯に合うものがおすすめ。梅しそドレッシングの大根サラダやお酒のアテとしても定番のホッケの開きなどと一緒に飲めば食欲もそそりますね。
芋焼酎は香りが濃厚なので、チーズなどのミルキーなものとも合います。クリームチーズにとろろ昆布とかつお節をかけて和風にアレンジするとお手軽チーズおつまみの完成です。
お酒にこだわる楽しみを知ったら、誰かと飲みたくなります。焼酎と一緒に特製おつまみを作って、お家でワイワイ飲むのも楽しいですよ。