【連載 / 簡単おつまみレシピ】 藤村公洋さん考案 田苑焼酎に合う簡単レシピ紹介〜田苑 ブラック編〜
2019/11/25
前回ご紹介して好評だった「キムチとカマンベールのブルスケッタ」と「海苔のフリット“ゼッポリーネ」に続き、今回も、元ナポリピッツァ職人で現在は専業主夫のパパイズムさんに、①「エンヴェレシーダ」に合う ②簡単で誰でも作れて ③外食風の味が堪能できるおつまみ2品を考案いただきました。スーパーで揃う食材で、本格的なプロの味を手軽に再現できます!
材料
・むきエビ…5尾
・ホタテ貝柱…5個
・ヤリイカ…1匹分(冷凍魚介を使用)
・セロリ(細い茎の部分)…適量(10g前後)
「マリネ液」
・すだち…3個
・オリーブオイル…大さじ1
・にんにく…1/3片
・塩・黒こしょう…適量
「ボイル液」
水…500g
白ワイン…50g
塩…大さじ1
お酢…小さじ1
下処理
・ボイル液を混ぜ合わせる
・にんにくは皮向いて細かいみじん切り、オリーブオイルと混ぜてガーリックオイルを作る
・セロリは洗って2mm幅にカットする
作り方
①ボイル液を沸騰させて火を止め、冷凍のまま魚介類を入れて20分程放置。ボイル液ごと氷水で冷やして粗熱をとった後に冷蔵庫で冷やす
②ボールにガーリックオイルとすだち2個分の果汁、塩こしょうを入れて冷やした魚介類、セロリを加えてよく和える
③味を調えたら汁気をきりながら器に盛り付け。飾りでサラダなどの葉物と、すだちの薄切りスライス、セロリの葉をあしらう
ポイント
・ガーリックオイルは1日馴染ませた方が辛みがなくなるので、作る際には大量に作っておくとその後も使えて便利
・魚介の火入れはデリケート。いかにゆっくり、そして食材の水分を残すかがぷりぷり食感のポイント
「香り高いエンヴェレシーダは、お刺身やカルパッチョなど、魚介系のおつまみと好相性。魚介の生臭さをサラリと洗い流してくれるだけではなく、甘みを引き立ててくれます。
シンプルにオリーブオイルでマリネしたサーモンに軽く塩をふっていただくだけでも十分おいしいのですが、今回は目でも味わえるように華やかさをプラス。準備しやすい魚介ミックスに柑橘を合わせておしゃれにアレンジしてみました。」
材料
「リゾット」
・白ご飯…80g
・水…70g
・塩…一つまみ
・ピザ用チーズ…10g
・コンソメ…小さじ1/3
「トッピング」
・ごま油…小さじ1
・白ネギ…1/2本
・麦味噌…大さじ1
・みりん…小さじ1
下処理
・白ネギをみじん切りする
作り方
「リゾット」
フライパンに炊いたご飯、水、コンソメ、ピザ用チーズを入れて中火。水分が減り、とろみがつくまでかき混ぜる
「味噌」
別のフライパンにごま油で白ネギをいためる。しんなりしたら麦味噌とみりんを追加して香ばしく炒める。
「仕上げ」
耐熱容器にリゾットを敷き、上からネギ味噌ペーストをまんべんなく塗り付け、魚焼きグリルでチーズにこんがり焦げ目をつける
ポイント
・白ネギはしっかり炒めて甘みを出す
・塩分を控えたい場合は味噌の分量を減らしてください
「クリーミーなリゾットに、たっぷりチーズと焼きみそのペーストを乗せて香ばしく焼き上げたドリア。焼きネギのシャキシャキ食感と焦げの香ばしさは、田楽のような懐かしさも感じられるホッとひと息つける味わいです。
エンヴェレシーダの味わいに甘みの強い麦みそがよく合いますし、さらに発酵食のチーズをたっぷり加えることで、エンヴェレシーダと料理がそれぞれの風味を引き立て合う最高のマリアージュが生まれます」
さっぱりとした味わいの「魚介の柑橘マリネ」、みそとチーズのコクで食べ応え十分の「麦みそ焼きチーズドリア」。その日の気分に合わせてつくるのはもちろんですが、外食風の味わいと見た目が堪能できるおつまみなので、週末に自分をもてなすためにつくってみるのもおすすめです。
(プロフィール)
パパイズム
ナポリピッツァ職人として10年のキャリアがあり、現在は、専業主夫としてSNSを中心にレシピや料理のお役立ち情報を発信。普段、家で作るのは難しいと思われがちな“外食風のプロの味”を家庭用にアレンジしたレシピが人気。企業向けの商品開発や商品のアドバイスも行なっている。
【Instagram】https://www.instagram.com/papa_izm_kitchen/
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