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2017/05/15
簡単だけど本格的!そんなお酒に合うおつまみって、みなさん知っておきたいですよね?? そこで今回、料理家であり現役でBarのバーテンダーでもある藤村公洋さんにご協力いただき、田苑の焼酎に合うレシピ、しかも簡単に作れるのに本格的なおつまみを色々と考案していただきました。今回紹介するレシピは、全量甕貯蔵・長期貯蔵の麦焼酎、田苑 ブラックに合うおつまみです!
藤村さん:シルバー、ブラック、ゴールドという3年熟成シリーズの中でも、カメ貯蔵という古来からの製法の影響か、麦チョコのような香ばしさを持つブラックはアジアのイメージ。かつて大陸から伝わった酒造りの遺伝子を色濃く感じさせます。身近な食材でできる、簡単でちょっとオリエンタルなおつまみを考えてみました。
〈材料〉(2人分)
豚フィレ肉 100g
ミニトマト 3個
紫玉ねぎ 適量
パクチー 適量
ナンプラー 大さじ1
砂糖 大さじ1
ライム 1/2個(大さじ1)
〈作り方〉
① 豚フィレ肉は3センチくらいの厚さにカット。
② ミニトマトは角切り、紫玉ねぎはスライス、パクチーの葉をちぎる。
③ ナンプラーと砂糖とライムをよく混ぜる。
④ 鍋にお湯を沸かし、沸騰したら火を止めて①を加え、5分程おいて取り出してそぎ切りにする。
⑤ ④を皿に盛り、②を乗せて③を回しかける。
豚フィレ肉はぐらぐら煮立てると硬くなるので優しく入浴させるイメージで加熱しましょう。鶏胸肉や白身魚に変えるのもオススメ。もしあれば砕いたピーナツを加えるとより雰囲気が出ます。このタレは春巻やサラダのドレッシングにも使える万能タレですよ。
〈材料〉(2人分)
蓮根 5センチ
ディジョンマスタード 適宜
マスカルポーネチーズ 適宜
くるみ 少々
〈作り方〉
① 蓮根は縦に四つ割りにしてから薄切り、沸騰したお湯で30秒ほど湯通しして水にさらす。
② ボウルに水気をきった①を入れ、マスカルポーネチーズとディジョンマスタードを同量加えてよく混ぜる。
③ ②を皿に盛り、くるみを散らす。
即席の辛子蓮根のような変形の白和えのようなおつまみ。もう少し重ための味にしたいときはマスカルポーネではなくクリームチーズ、もっとボリュームを出したいときはツナ缶やコンビーフ缶を加えてもよく合います。
今回ご紹介した田苑酒造の焼酎は、田苑 ブラック
全量を甕で貯蔵することで醸し出される芳醇な香り。濃厚なコクを感じながら、飲み進めると感じるまろやかな余韻は「全量3年貯蔵」だからこその成せる味わいです。
レシピ考案:藤村公洋(ふじむら きみひろ / Kimihiro Fujimura)
現役でBarにも立つバーテンダー、料理家。レシピ本や映像作品のフードコーディネートなど幅広く活動。著書に、自身が病気になったときの体験をもとにしたレシピ集『病気になったバーテンダーの罪ほろぼしレシピ』(講談社)があり、現在は月刊誌『俳句四季』(東京四季出版)にて、俳句のつまみを好評連載中。
藤村公洋Twitter
https://twilog.org/kurosuguri43
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