グラスを変えたら、OTOYOI(おとよい)は乾杯も食事もデザートも楽しめる焼酎になった! 【OTOYOI×ツヴィーゼル編】

田苑酒造の「OTOYOI」は、ワイン酵母や清酒酵母を使い名曲を聴かせて仕込んだ5種類の焼酎セット。これまでの焼酎の枠にとどまらない個性的な香りが好評です。そこで、通常のロックグラスではなく、ワイングラスで飲んでみることで、どのように楽しみ方が広がるかを検証してみました!

 

ツヴィーゼルの豊富なラインナップからOTOYOI5種類と好相性のグラスを検証!

OTOYOIは、麦・芋・米を原料にした焼酎をワイン酵母や清酒酵母で香りを引きだした5種類の焼酎セット。それぞれに最適な5つのクラシックの名曲を聴かせることで、焼酎とは思えないフルーティーな香りを引き出しています。

 


▲今回セレクトしてもらったツヴィーゼルの「THE FIRSTシリーズ」はハンドメイドの繊細さが光る逸品

 

OTOYOIの5種類それぞれにぴったりのグラスを求めて訪ねたのは、ドイツの老舗クリスタルガラスブランドであるツヴィーゼル。東京・代官山にあるツヴィーゼル・ブティックのストアマネージャーでソムリエを務める老川真澄さんに、THE FIRSTシリーズの豊富なラインナップのなかから最適な1グラスを提案していただきました。

 


▲老川さんはツヴィーゼル・ブティックで、ワインとグラスの相性を紹介するテイスティングセミナーなども行っている

 

 

ワイン酵母/麦焼酎には、「リースリング」が温厚な甘みを引き立てる

ワイン酵母/麦焼酎は、バナナのような甘い香りのなかに、ほのかな麦を感じる風味。これにぴったりのグラスは、白ワインのリースリング種用のやや細長く膨らみのあるタイプだそう。

 

「リースリングという品種は、白ワインのなかでも洋梨や熟したリンゴのようなまったりとしたフルーティーさのある香りが特徴です。こちらの焼酎もバナナのような温厚で甘い香りなので、リースリンググラスがその香りを十分に立ち昇らせてくれました。時間が立つほどに甘い香りがどんどん上がってきますね」

こちらの焼酎を丸いグラスで試したところ、香りが立ちすぎて上品さが薄れてしまい、逆に細長いグラスだと、タイトな香りになってしまったそう。では、リースリンググラスでのおすすめの飲み方は?

 

「同量の水で割って、氷を1個入れて飲むのがおすすめです。アルコールのボリュームも適度に抑えられて最後までおいしくいただけると思います」

 

 

ワイン酵母/芋焼酎は、「グラッパ」でデザートと合わせて

芋焼酎をワイン酵母で仕込んだこちらは、華やかでエレガントな香りのする焼酎です。老川さんのおすすめは、「グラッパ」用のグラス。グラッパとは、ワインの絞りかすを原料にしたイタリアの透明な※蒸留酒。マスカットのような香りの食後酒として親しまれるものです。

 

「グラッパグラスはくびれのある形状がポイントです。これにより芋の香りが抑えられつつ、フレッシュなマスカットの華やかな香りがボウルにたまります。ほどよく芋の要素を感じる心地いい香りが立ちますね」

こちらはどんな楽しみ方ができますか?

 

「グラッパグラスでいただくとちょっとずつ口に入ってくるので、ストレートでもきつく感じません。焼酎を和製グラッパと見立てて、食後のデザートと楽しむなんていいですね。鹿児島の黒糖空豆や羊羹などに合うと思います」

 

※グラッパは透明なものが主流ですが、樽熟成した黄金~琥珀色のタイプもあります。

 

 

清酒酵母/麦焼酎は、「シャルドネ」でふくよかな香りを楽しんで

清酒酵母/麦焼酎は香ばしい麦とメロンのような甘く上品な香りがポイントです。こちらにあわせたいのは、白ワイングラスのなかでも丸みがある「シャルドネ」グラスなのだそう。

 

「このシャルドネグラスは樽熟成したふくよかなシャルドネ種のワインを楽しむためのグラス。丸みがあるので空気と触れ合う面積が大きいことでまったりとした香りを広がらせることができます。清酒酵母/麦焼酎も、香ばしい麦の香りと清酒酵母からくるメロンのような吟醸香がする焼酎。ふくよかな香りを開かせることができます」

 

こちらもおすすめの味わい方を老川さんに聞きました。

 

「清酒酵母/麦焼酎をシャルドネグラスでいただくなら、水割りがおすすめ。メロンの香りがみずみずしくなり、日本酒のように食中酒として楽しめると思います」

 

 

清酒酵母/芋焼酎は、「シャンパン」で乾杯用に!

芋焼酎を清酒酵母で仕込んだこちらの焼酎は、マスカットとさつま芋の甘い風味が楽しめる焼酎です。ワイン酵母を使用したものよりも甘みの強い香りなので、より丸みのあるグラスが合うと思いきや、おすすめなのは細身のシャンパングラスなのだそう。

 

「甘みのボリュームがある香りなので、タイトなグラスで上品さを際立たせるのがいいと思います。口元が狭いグラスに注ぐことで、香りが凝縮して深みが感じられると思います」

こちらはシャンパングラスに注ぐだけあって、ソーダ割りにするのがおすすめとか。

 

「冷蔵庫に入れた焼酎をひえひえにしたソーダで割ってみてください。焼酎スパークリングの感覚で乾杯のときにもいいですね。女性でも飲みやすいと思います」

 

 

「ソーヴィニヨン・ブラン」で、清酒酵母/米焼酎をフレッシュに

米焼酎を清酒酵母で仕込んだ焼酎は、日本酒を感じさせるフルーティーさがあり、すっきりとした味わいとなっています。こちらに合わせたいのは、「ソーヴィニヨン・ブラン」という白ワイン用のグラス。

 

「白ワインのソーヴィニヨン・ブランは、グレープフルーツのようなフレッシュな香りが特徴のワイン。グラスは口元が一度つぼまって開いているので、アロマティックな品種を楽しむのに最適な形状です。こちらの焼酎は、デリケートで上品な香りがあるので、シンプルなグラスよりは、こうした計算された形状がおすすめ。いつまでも嗅いでいたいような、ほのかな甘みのあるさわやかな香りが楽しめます」

味わい方でおすすめなのは、ロックなのだとか。

 

「大きめの氷を入れてさわやかさを引きたたせてみてください」

結論! OTOYOIはグラスを使い分ければ、乾杯からデザートまで楽しめる

OTOYOI5種類とグラスのペアリングを提案していただいた老川さんからは、最後にこんなアドバイスも。

 

「OTOYOIはそれぞれが個性をもった焼酎なので、グラスを使い分けて飲み方も変えることで、乾杯からデザートまで焼酎だけで通すフルコースが楽しめると思います。仲間を集めて、華やかなOTOYOIパーティーなんていいかもしれないですね!」

 

気の合う仲間が集まる週末には、グラスとOTOYOIを揃えてみませんか?

 

 

夏のお中元にOTOYOIはいかがでしょうか?
OTOYOIについてはこちらから >>

 

<取材協力>

『ツヴィーゼル・ブティック代官山』
東京都渋谷区恵比寿西1-31-12 FLEG代官山1F
営業時間:月~金11:00~19:00、土日祝 11:00~12:30/14:00~19:00
2018年8月〜毎週木曜日定休
ツヴィーゼル・ジャパン公式サイト
https://www.zwiesel-kristallglas.jp/

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