『monoマガジン』が、大阪キタで「田苑 ゴールド」を飲めるお店を紹介!
2017/11/07
この秋、田苑酒造から新しい芋焼酎が発売された。名前は『ENVELHECIDA』。「エンヴェレシーダ」と読み、ポルトガル語で「貯蔵」を意味する。ウイスキーなどの貯蔵に使われるのと同じオーク樽で貯蔵熟成されているのが一番の特徴だ。
そういえば、樽貯蔵の芋焼酎は市場であまり見ない気がする。というか見たことないかもしれない。芋焼酎本来の香味と樽貯蔵による香味は相性が難しいらしく、他メーカーも定番化はしていない。日本ではじめて樽貯蔵麦焼酎を開発した、いわば樽貯蔵のスペシャリストともいえる田苑でさえ、樽貯蔵芋焼酎の開発は難しいチャレンジだったという。
失敗に失敗を重ね、原料芋をゼロから考え直し、開発に着手してから「エンヴェレシーダ」の発売までには18年の歳月を要している。鹿児島の焼酎メーカーとして、どうしても芋焼酎だけで樽貯蔵酒を創り出したかったのだ。
これまでのどんな芋焼酎とも、どんな樽貯蔵酒とも違う、唯一無二の芋焼酎「エンヴェレシーダ」。樽をゆりかごに眠る長い時間の中で得た琥珀色の輝き。3年以上貯蔵した原酒だけを使用したその味わいは、まろやかで、ビターな甘みが口中に広がって、深く余韻を残す。
中身だけでなく、そのルックスもこれまでの焼酎とはぜんぜん違い、モダンで洗練されている。ラベルは芋や葉や樽をモチーフにデザインされているが、パッと見て芋焼酎とわかる人は少ないだろう。でも店頭で見つけたら、つい手を伸ばしてみたくなるし、一度見たら忘れることがない、そんなボトルだ。
スペシャルムービー 貯蔵という名の琥珀の芋焼酎。 樽貯蔵芋焼酎『田苑 ENVELHECIDA(エンヴェレシーダ)』。
ENVELHECIDA(エンヴェレシーダ)ムービー メイキング画像
<撮影協力>
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次回は、エンヴェレシーダを開発した杜氏・松下氏から開発秘話をお聞きします。
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