グラスを変えたら、OTOYOI(おとよい)は乾杯も食事もデザートも楽しめる焼酎になった! 【OTOYOI×ツヴィーゼル編】
2018/08/02
「旨い酒をいつまでもおいしく呑み続けたい」。これは、酒をこよなく愛する者に共通する想いのはず。そして、その想いを現実にするためには、休肝日を設け、深酒はしないなど、肝臓を労わることが大切であることを知ってはいても、言うは易し行うは難しでなかなか実践できないのもまた事実。
そこで今回は、鍼灸師として多くの人の体と向き合い、『死ぬまでお酒を飲みたい人のための1分間肝臓マッサージ』の著者でもある、アスリートゴリラ鍼灸接骨院の高林孝光院長に“一生呑み続けられる体”のために、簡単に実践できる5つの方法を教えてもらった。
「いつまでもおいしくお酒を呑みたいなら、若々しい見た目を維持することです」
こうお話をすると、多くの方はキョトンとした顔をされます。でも、見た目の若々しさと肝臓の働きは大いに関係しているのです。
アルコールは肝臓で分解されることは多くの方がご存知かと思います。しかし、“人体の総合化学工場”と称される肝臓の機能はそれだけに留まりません。
肝臓には、生命維持に欠かせない500以上の働きがあると言われ、代表的なものに、食事に含まれる栄養素を体内で使いやすい形に作り替える『代謝』、アルコールや食品添加物に含まれる有害なものを無害化する『解毒』、そして、血中のコレステロール値を調整したり、脂質の消化・吸収などを助けたりする『胆汁の分泌』があります。
これらの働きが肝臓で適正に行われていると、質のいい血液を全身に送り出すことができます。すると、心身ともに健康で、太りにくく、肌や髪にもツヤがあり、若々しい見た目を維持しやすくなります。
つまり、見た目と肝臓の働きの良し悪しは、イコールだと言えるのです。
過度な飲酒や脂質の多い食事の摂り過ぎなどでお疲れ気味の肝臓を私は「疲労肝」と名付けました。
以下の症状で一つでも当てはまるようなら、疲労肝の可能性があるので、次にご紹介する方法をぜひ生活に取り入れて、肝臓に優しい習慣を身につけていきましょう。
肝臓は「沈黙の臓器」と言われ、働き者なうえにとても我慢強いという性質があります。呑んだら呑んだ分だけ、文句も言わずにアルコールの分解に励みますが、オーバーワークが続けばいつかは悲鳴をあげます。そして、沈黙の臓器だけに、悲鳴をあげたときには病名がついてしまうことも……。
そうならないためには、日々メンテナンスを行い肝臓を労ってあげる優しさが必要です。アルコールを分解する際には水分が不可欠なので、お酒を1杯飲んだら水を1杯飲んで、肝臓の働きをアシスト。これを習慣にしていきましょう。悪酔いや二日酔い防止にも役立ちます。
食後すぐは消化・吸収のために胃腸周辺に血液が集まるため、肝臓の血液量が低下して全身への栄養の供給も滞ります。これを防ぐのに一番いい方法は、食後30分程度は仰向けで横になること。しかし、忙しい現代でそんな時間を確保できる人のほうが少ないでしょうから、食後はセカセカと動かずにのんびり行動する、できるならば、10分程度は椅子に座ってぼーっとするなど、時間的な余裕を持つように心がけましょう。
「お酒を呑んだら後は寝るだけ!」と思っているならば大間違い。肝臓は、食べ物の「代謝」に加えてアルコールの「解毒」と大忙しです。寝ている間にも肝臓がフル稼働していると、就寝中に行われるはずの体のメンテナンスが滞り、翌日の不調を招きます。これが慢性化していると、健康を脅かす事態にもなりかねません。
肝臓の負担を減らし、睡眠の質を向上させるためにも、就寝の2時間前までに飲食は終わらせたいところです。
また、365日無休のブラック企業にならないために、週1回の休肝日を設けることも習慣化していきましょう。
いつでもどこでもできる肝臓のケアがツボ押しです。特に「陽池」は肝臓の血行をよくして手足の末端まで血液を巡らせるツボであり、手首にあるので移動の電車内でも会議中でも押すことができます。
また、ツボ押し同様に簡単にできる肝臓ケアとして、私が考案した「1分間肝臓マッサージ」の簡易版として、2日に1回、右側の肋骨の下を優しくあまり力をかけずに10回ほど撫でるのもおすすめです。
・「陽池」の探し方
左手の甲を上にし、右手の親指を中指からまっすぐ下ろしてきて手首に当てる。そこから小指側に少しスライドさせると凹んでいるところがあり、そこが「陽池」のツボ。
・ツボの押し方
親指をツボに当てゆっくり回転させるようにして10秒刺激する。強く押すのではなく、心地よいと感じる程度の力加減にする。反対側も同様に行う。
医療の世界では「自分に合う名医を見つけよう」と言われますが、肝臓のためには「自分に合う銘酒を見つけよう」が鉄則。不純物の多いお酒は解毒に時間がかかり、肝臓の負担が増えます。また、安価なお酒は気前がよくなり、飲酒量が増えがちなのも気になるところです。本格焼酎のように丁寧に作られたお酒をゆっくりと味わって呑むことは、肝臓の負担を減らすことに繋がります。
また、東洋医学では、土の中で育つ野菜(芋、にんじん、大根など)は体を冷やしにくく、土の上に育つ野菜(きゅうり、トマトなど)は体を冷やすと考えられています。
肝臓が弱っていて体の冷えが気になっている方は、冬場は芋焼酎を選ぶようにするといいでしょう。さらに、芋焼酎のお湯割りにすると、より体が温まります。
お酒は「百害あって一利なし」と言われたりしますが、呑むことを利益にするか毒にするかは、呑む人の心がけ次第です。
肝臓が弱って血流が悪くなると、腰痛などの痛み、肩や首などの凝りも悪化しますし、筋トレしても筋肉がつきにくかったり、物忘れが増えたりといったことも起こり得ます。
これからの健康を維持していくためにも、いいお酒を味わいながら呑む、呑む時間帯を決めておくなど、肝臓に優しい呑み方を身につけることが大切です!
参考文献
「病気を治したいなら1分間肝臓をもみなさい」 著者:高林孝光 監修:栗原毅 ワニ・プラス
「死ぬまでお酒を飲みたい人のための1分間肝臓マッサージ」著者:高林孝光 監修:青木晃 ワニ・プラス
1978年東京都生まれ。鍼師、灸師、柔道整復師。フジテレビ系列『ホンマでっか!? TV』に運動機能評論家として出演。『病気を治したいなら1分間肝臓をもみなさい』(ワニ・ブックス)など著書多数。https://www.hiza2.com
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